12月29日       ~ 新たなる時代へ ~

久しぶりの更新です。

クリスマスの写真をUPするのが遅れるのは毎年のことですが、
今年は遅れに遅れて、挙句の果てには、デジカメで撮った写真が
PCに取り込めなくなるという、最悪の事態に...。

なので、今回は仕方なく、スマホで撮った写真をUPしたのですが、
私のスマホは、それほどカメラ機能に特化したものではないので、
デジカメの画像と比べると、やはり画素数が良くないので、鮮明ではない
というか、なんかぼやけたような感じになってしまって...。

スマホで見るぶんには、最適な仕上がりの画像になっているのですが、
PCで見ると、デジカメの画像と比べると、やはり納得のいかない仕上がりに
なってしまいますね...仕方ないですが..。

でも、洋書のインテリアの本など、写真が鮮明というよりは、
ふんわり靄に包まれたような写真が多いですよね。

今回の私の写真も、それと同じような感覚で見ていただけたら、
ありがたいなと...。(言い訳がましいですが..)






エントランスホールから見える階段のフォーカルポイントには、ドライフラワーの
アレンジを飾っているのですが、この時期に合わせてゴールドの実ものや、
雪の結晶のついたアーティフィシャルを少し加えて、ノエル感UP☆













控えめに加えているので、派手にならずに、あくまでもドライが主役の
このウィンタースタイル、自分でも気に入っています♪














11月に母が久しぶりに我が家に来てくれたので、まだツリーは飾っていなかった
ので、なにかこの時期らしい演出をしたくて、小ぶりな枝のアーティフィシャルに、
オーナメントをランダムに飾るスタイルを思いつきました。


でもそれをテーブルの上に置くと高さが出すぎてしまうし、床の上だと低すぎて
しまう。何かいい方法はないかなと考えていたら、ハッと思いついて、
脚付きのガラスのフラワーベースに、エンジェルの深皿をのせて、その中に
立たせてみたら、思った通り、バッチリちょうど良い高さに。














深皿の中には、オーナメントを散りばめて。


大きなツリーを飾るとなると、ある程度のスペースが必要だけど、こうした
小さなアレンジだったら、限られたスペースでもクリスマスの演出ができますね☆

アイデア次第でこんなふうに、ちゃんとこの時期らしい演出が
できるんだなあ..と、あらためて気づきました。

色のトーンもアンティークホワイトとアンティークゴールドで、
さりげなくフレンチな、私の大好きなスタイルです♪











まるで小さな居心地のよいレストランに来ているかのような、特別感を
出したくて、マントルピースの前にテーブルと椅子をセットして、
グラスやお皿、カトラリーなどコーディネートしてみました☆
























ナプキンはいつもキュッと結ぶのですが、今回はラフな感じに、
そっとカードを添えて、リラックス感を出して...















今年のツリーは、テーブルコーディネートの雰囲気に合わせて、
いつもよりゴールドの飾りの分量をちょっぴり減らして、
アンティークホワイトのオーナメントを多めに飾ってみました。













今回のいちばんのお気に入りは、クマさんの鼓笛隊のような
マーチングベア、そしてゴールドのバード&スノーフレークも
華やかで気に入っています♪













そして、お気づきの通り、昨年我が家にやって来てくれたあのトナカイさんたちが、
今年も私の家を訪ねてくれました。もちろん、大切な友人からの
ステキな贈り物を持って♪


それに、今年はトナカイさんだけでなく、道の途中で寒さで震えていた
リスさんも、縁あって皆我が家に集いました。

「外は寒かったでしょう、さあ、みんな暖かい家の中に入って!」


最初はぎこちなく緊張していたけれど、だんだん身体も温まってくると、
リラックスした面持ちで、思い思いの場所ですっかり寛いでいます。
















共に手を繋いで、思いやる心を分け合うのがクリスマス。

争い合う手を止めて、忙しなく闊歩している足どりを緩め、

苛立つ心を静め、自分のことだけで精一杯になっている自分を顧みて、

今、この瞬間、大切な誰かを想い合おう。



離れ離れになってしまった遠くにいる人たちも、

深いため息の底にいる人たちも、

泣き明かして今日のこの日を迎えた人たちも、

どうか皆が希望の持てる、真の明るい光さす世界になりますように..



一度も会ったことのない誰かのために、

そう願って、祈れる人でありたい...




それは善人ぶった人間のきれいごとだろうか...


ぬくぬくと安全な場所にいる人間の理想論だろうか...



私は静かに自分に問いかける..。













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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。


ところで話は変わるのですが、私がスマホを持ったのは、ごく最近のこと
なのです。それまでは、ずうっと、ガラケー携帯で事足りていたのです。

しかし、その機種の3Gサービスの終了に伴い、5G携帯に換えなくては
いけなくなり、どうせならと、思いきってスマホにしてみることにしたのです。

でもそれまでに結構な時間を費やし、どうして私はこうも頭の固い人間なのだろう、
なにか新しいものを取り入れる前に、本当に必要だろうか、後々、面倒なことに
ならないだろうかと、ああでもない、こうでもないと散々悩んで、
自問自答を重ねて、ようやく動き出す。


一歩前進するのに、なんて時間が掛かる人間なのだろう。
ずーっと、そんな自分とこれまで付き合ってきました。


情報を最新にアップデートしたり、流行を追ったりする生き方は、
若かった昔ほど今はその必要性を、さほど感じなくなりました。

でも人間は、いつまでもずっと過去の想い出や夢想の中にはいられない。

今、自分が実際に身を置いている時代に、社会に、柔軟に適応して
いかなければならない。そこでまた心の中に葛藤が生じる。


しかし、新たなものに抵抗を感じながらも、いざ取り入れてみると、
たしかに便利だったり、これまでとはちがった愉しみが生まれるのも事実。

取り入れるまで飲み込みは遅いけれど、慣れるにしたがって、自分らしい
やり方を身に付けだすと、意外と「今」の時代を生きるのも悪くないと、
新たな楽しみ方を見い出す性格。


ただそこに行きつくまでに、人の何倍もの時間を要する。
一言でいえば、非常に面倒な性格。

そのうえ、スローペースの怠け者ときている。気ばかり焦るくせに、
それに行動が伴わない。何かをこつこつと毎日続けられた試しがない。
このHPもご覧の通り、マイペース更新もいいところ。


自分にカツを入れ、一心発起して頑張ってみても、数日後には無理が
たたって心身ともに疲れ果て、目の上がズキズキして頭痛が止まらない、
やたら心拍数が上がる、その結果、体調を壊す、というなんとも悪循環。

いつも、この繰り返し。本当に、自分自身、情けなくなってしまう。

いったい、こんなのろのろペースで、自分が成し遂げたいことが一生の中で
本当にできるだろうか...最近、つくづくそう感じる。



人生は長いようで短い。


だから常に全力でパワーを発揮していかないと、あっという間に終わってしまう。
それが分かっているのに、なぜ、私の心と体はこうも柔軟に動かないのだと、
今日も溜息...。


そんなある日、遂に否応なしに選択せねばならない機会が訪れた。

さほど自分には携帯電話というものの重要性を見出せず、頑固に
ずーっとガラケーを使い続けてきた。


しかし、ある日突然、3Gガラケー時代に終わりを告げた。

そして、私の人生にスマホという新たなアイテムが加わった。


はじめは使い慣れていないから戸惑ったけれど、少しずつ慣れてくると、

「あれ?なんだか楽しい!」


お友達に勧められて、LINEも始めてみた。
さらに、楽しさ倍増!

おしゃれなスタンプ、着せかえに、案の定、すっかりハマる。
なんて私は単純な人間なのだ!!


時代の波に乗るのも悪くないなと、心躍らせ、
いつのまにか夢中で楽しんでいる。


新しいスマホに撮りためた写真を眺め、心満たされている自分がいる。



そして、この一年の過ぎ行く速さを、ああ、私もまたひとつ、
歳を重ねてしまった..と、しみじみ感じる。


この頃は一年一年がとても速く、時に時代の目まぐるしいその速さを、
脅威に感じてしまう...。二十代の頃は、流行に乗っているのが
あんなに心地よかったのに..今ではそれが脅威に変わっている。


本当は、どこかで立ち止まりたい、一時でいいから、もう少し
速度を落として、ゆっくり行こうよと、心が叫んでいる。


今年もなんとか一年のり越えられたと、ホッと一息つく。


でも..でも..私は自分を戒める。


「なんとかのり越えられた」と言えるのは、本当の苦しみを
知らない、なんと贅沢な言葉だろうか...。


こうしている今も、聖なる夜を、新たに明けゆく年を、
穏やかな気持ちで迎えられない人たちがいることを..


苦悩の中にいる人たちのことを..

戦火の中にいる人たちのことを..

忘れてはいけない...

決して忘れてはいけない。



そして、それさえも気づけない人たちがいるということを..














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これからものろのろペースで、自分らしい方法で「今」の時代を
取り入れていきたいと思います。

こんな私ですが、どうかこのHP共々、
よろしくお願い致します。


時代に取り残されたような、こんな私のHPを楽しみに
してくださっている方々には、本当に心から感謝しています。

なんとかもがきながら、時代の波にしがみつき、
時には急ブレーキを踏み、立ち止まる勇気を持って、
これからも邁進してまいります。


来年は、ヨーロッパ旅行記はもちろん、趣味で執筆中の小説、
そしてガーデニング、プラス新たなことにも、挑戦してみたいと思います。

2024年も、どうぞよろしくお願い致します。


















8月14日      ~ ...されど、薔薇♪ ~

またまた久しぶりの更新です。

暑い日が続いていますね。連日のように35度の日が続くと、
さすがに心身ともにどっと疲れてきます。

昨今の異常気象により、降水量も台風の勢力も予想をはるかに超えて
強さを増しています。記録的な雨量のあった地域の一方で、私の住んでいる
地域では、もう一ヶ月もまともな雨量の雨が降っていません。

カラカラの庭のために、一雨くるといいなと思っているのですが、
その気配はいっこうになし。ここ数日こんな状態がずっと続いています。

雨が長時間降り続けるのも危機的状況だし、雨が何日も降らない
干ばつ状態というのも、またそれはそれで深刻な問題です。

地域によって極端な天候、気候になってきているのかもしれません。

毎年どこかで災害が起こるようになり、ニュースを見るたび胸を痛めています。

私たち人間が自ら招いた温暖化が原因ですが、本当に恐ろしい時代になったと感じています。

事前に必要な物の準備、避難等、常に心がけていたいですね。






そんな不安や猛暑の暑さを吹き飛ばすために、今回は春から夏にかけての
お庭の写真を撮りためたものを、UPしていきたいと思います。
(お部屋に飾った写真も含めて☆)







我が家の庭で春を告げてくれる花と言ったら、そう、ライラックです♪


寒冷地なので、遅い春の訪れなので、一般的には初夏の花になるのかな。










今年もたくさん花を咲かせてくれました☆

歪曲に花をつけるこの品種のライラックは、我が家の庭のライラックの中でも
特に香りが素晴らしく、長く花を咲かせていてくれます。











朝の白い光の中、いつもの指定席に飾って...。















早朝、庭に出ているとちょうど日が昇ってきて、ハニーサックルのアーチの間から、
朝日が透けてとてもきれいだったので、おもわずカメラでパチリ♪













アーチからこぼれるように咲くピンクとオレンジの配色の花が、とっても可愛らしい!














気持ちのいい陽ざしを浴びて、今日も美人さん♪












お次は華やかな芍薬!

年々、花頭がおおきくなっていって、ボリューム感があるので見応えがあります。










こちらもスウィートピンクのフリルのような花びら。

芍薬も好きな花のひとつなので、ほかにもほんのりピンクがかった
白と、ワインレッドの芍薬が植えてあります。











青空にのびやかに蔓を伸ばして、薔薇さんも嬉しそう♪


でも、本当は..今年はこんなふうにバラが咲いている景色を見ることは
できないだろうと、なかば諦めていたのです...。

というのは、私の誤った愛情の掛け方によって、肥料過多のうえ、
薔薇に適さない害虫駆除剤を与えてしまったため、ほとんどの薔薇の
しっかりした太い枝までも枯らしてしまったのです。

土の中のバランスが悪くなり、良い微生物まで影響を与えてしまったのかもしれません。

薔薇の生育が弱ると、かえって害虫を寄せ付けてしまうことになるのです。
なんでも与えすぎは、逆にそれ自体を弱くしてしまうのですね..。

人間にも同じことが言えますね。

だから、今年は諦めていたのです。私には薔薇を育てることは向いていない
のかもしれないと、違う植物にシフトしていこうと...。

そう思って迎えた春、4月が来ても、あまり芽吹いている様子はなく..。

そして、5月。「薔薇の枝にたくさん芽がつき出しているよ!」

彼の言葉に驚いて、何か別の植物と間違えているのでは..と
半信半疑で庭に出てみると、花芽がつき出しているではないですか!

でも喜ぶのはまだ早い!

次第に枯れていくかもしれないし...。

しばらく大事に見守っていました。
そして肥料はできるだけ少なめに与えることに。

薔薇の季節、6月がやって来ました。

すると、アーチの蔓バラがひとつ、ふたつと蕾を付けはじめ、そこから気温が
グッと上がると、たくさんの蕾がほころび、次々と花を咲かせてくれたのです。

以前は、アーチを覆うほどびっしり花を付けていましたが、今年はアーチ半分まで
なんとか復活。ひとつも花が付かなかったことを思えば、ここまでだって大した頑張りです!

この春はかなり気温が高かったのも、生育を促進してくれたのかもしれません。

アーチの薔薇だけでなく、心配だったほかの薔薇たちも見事に復活してくれました。

ほかの蔓性の植物にシフトと当初は考えていたけれど、やっぱり薔薇、
手が掛かるけど...されど、薔薇! 庭にはやっぱり主役級の薔薇がいないと!

あらためて、そう実感させられました。

そして、本当に植物の再生力には、溜息です!!

「よくがんばったね。ありがとう!」の感謝の言葉しかありません。


もちろん、完全にダメになってしまった薔薇もありました。

もともと強い品種ではないものだったり、植えてから十年経過したもの、
植えてある場所が日照時間が少なすぎることなど、理由はいろいろですが、
今回のことは、とても勉強になりました。

あまり過保護に育てるのも良くないということ、
だからといって、放任していてもだめ。

ちょうどいいバランスを保てるようにしないと。
でも、私にできるかな..続けていけるかな..。

ガーデナーの道は、まだまだほど遠いです(苦笑)








「ラ・パリジェンヌ」も見事に復活!

ピンク、オレンジ、黄色の複色の華やかな花色がお気に入りの薔薇です☆

辛い思いをさせて、本当に、ごめんね..。

今年は、ベル型のクレマチスとの共演♪













こちらは、その名の通りスミレ色がとても美しい大好きな薔薇。

小輪の可愛らしい花をアーチいっぱいに咲かせてくれました。


二階の窓から見下ろすと、アーチからバーゴラをまたいで自由に優雅に咲き乱れている姿が
実に可愛らしくて、「がんばって咲いてね~!」と、二階からエール♪















初夏のある日の午後。

ジュビリーセレブレーション、ラ・パリジェンヌなど、
大好きな薔薇をブーケにして♪

デビット・オースティン社のジュビリーセレブレーションは、ピンクにゴールドが
入ったような花色で、透けるような花びらも美しい主人のお気に入り。













ロザリアンなら誰もが一度は育てたことのある、「ピエール・ドゥ・ロンサール」。

四季咲きの薔薇ばかり選んでいたのですが、春の一季咲きや、
返り咲きの薔薇は、なんといっても春咲いた時の花数が見事で、
それ以来、一季咲きや返り咲きの薔薇も少しずつ増やしてきました。

そして遂に私も遅ればせながら、「ピエール・ドゥ・ロンサール」 デビューです!

まだ植えてから一年目ですが、このあとたくさん花を咲かせてくれました。

来年が楽しみです♪

がんばって育てねば!!














咲いたばかりのピエール・ドゥ・ロンサール、ジュビリーセレブレーションを
アンティークグラスに活けて、真夜中の撮影会♪

















暑い夏の間でも咲いていてくれる優秀な子たち、大輪のフロックスと紫陽花。

フロックスは気温で赤みが強いパープルになることが多かったのですが、
今年はなぜか、私好みのブルーイングしたすみれ色に。

紫陽花もこの品種はピンクから徐々にパープルがかって行き、
8月半ばにはモーヴにグリーンが入って、秋にはベージュとワイン色が混じり合う
アンティークな色合いが美しい品種です☆















フロックスと紫陽花をもっとふさわしいところに飾ってあげようと試していると、
鏡の中を覗いて、その光景にはっと息を吞みました。

斜め向かいのサイドボードに飾ったフロックスと紫陽花が、見事に
大きな鏡の中に映り込んで、ふわっとノスタルジックな印象に...。
















こんな撮り方もいいなと、素敵な発見です☆

モーヴ系の大好きな花色でまとめたことと、アンティークの小物や
家具なども相まって、私好みの世界観に仕上がりました♪













スローペースで綴っているウィーン旅行記ですが、今回は「美術史博物館」で、
ベラスケスの描いた「マルガリータ王女」に逢うことができたこと、そして、
ある教会での不思議な体験など綴っていますので、よかったら見て下さいね☆

(薔薇のアイコンをクリック)

     「美術史博物館」 「ミノリーテン教会」





















6月9日        ~ 心はずむ季節♪ ~

久々の更新です。

今年の春は四月から25℃以上の夏日を記録したかと思えば、気温が
急降下したりで、ジグザグな温度差に体調を合わせるのが大変でした。

皆さんは大丈夫でしたか?

そして、脱マスクになってきていますが、まだ外す勇気がなくて、
当分はまだ外せないかな..なんて思ったりしています。

でもこんな混沌とした時代であっても、毎年、春がやってくると、
心が弾むのはなぜでしょう..。

あたたかい春の陽射しに誘われて、どこかへお出かけしてみたくなったり、お庭の
春を告げる花々、芽吹きはじめた木々たちにうれしくて浮足立ってみたり...

なにもかもが、また新たに始まるような気がして、とても新鮮な気持ちになります。


お部屋の模様替えをするのも、毎年この季節。

冬の間あんなにのんきにしていたのに、春になると、むくむくとやる気が
わき起こって、行動力が出るのはなぜかしら(笑) 不思議です。


お部屋のコーディネートと同じくらいテンションアップするのが、この季節のファッション。
毎年、春になると軽やかなパステルカラーを身に付けたくなります。

ただ今年の春夏は、これまでとは熱量がさらにヒートアップ!

エレガント系、ロマンティック系など各ブランドから、今季はノスタルジックな
ボタニカルなデザインや、トワルドジュイの柄のワンピースやスカート、トップス等々、
たくさん出ていて、「あぁ、こういうの待ってました!」と、つい興奮してしまった私です。

すでにボタニカルなワンピース、トワルドジュイのスカートとトップスをgetしたけど、
あともう何点か購入したいなと思案中。

たくさん素敵なものが各ブランドから出ていて、選べないです!(笑)

私のようにアンティークなデザインやノスタルジックなスタイルが好きな方は、
今季はうれしい悲鳴が止まらないのではと思います。(きっと、そうですよね?)


そう、ファッションというのは、いつの時代も女性にとって興味の尽きないものです。
私の大好きな、かの時代もきっと同じだったのだろうな..と、ふと考えた。

あの王妃は、本当はどんなファッションを好んだのだろう...
宮廷の義務感から身に付けていたドレスではなく。

そんな好奇心で手にとった本、「マリー・アントワネットの衣裳部屋」。

この本に出会って、従来のマリーアントワネットのイメージを覆す新たな一面に
触れたのです。実は私は、世間一般に言われているマリーアントワネットのイメージ、
派手好きで贅沢なわがままな王妃、それとはまた違う別の側面があったのではないかと、
ずっと、ほのかな期待を込めて思っていました。


当時、あの哲学者ルソーの思想が貴族層にいくら影響を与えていたとはいえ、
プティ・トリアノンの周りにあんなのどかな村里の風景を創造したからには、
自然を愛する素朴な少女のような部分を持っていたのではないかと..
どうしても思ってしまうのです。


また、当時の庭園の流行が、整然としたフォーマルなフランス式の庭園から、
より自然なかたちの英国式庭園へと移って行ったことも、理由の一つかもしれないけれど。

ただ、彼女の心のどこかに、整然としたもの、華美で重々しいものよりも、
自然でのびやかなもの、可憐で儚げなものに心酔する部分があったのではと、思うのです。



私が若いとき感じていたマリーアントワネットのイメージは、世間一般と同じでした。
派手好きで、浪費家。贅沢三昧な宮廷生活を送っていたわがままな王妃。

そして悲劇的な最期を迎えた。

とても可哀想だけど、でもそれも自らの不注意な言動が、
そうした悲劇を招いてしまったのだと..。

でもこのときは、王妃を正しく理解していなかったのです。


歳を重ねて、マリー・アントワネットに関するさまざまな書物、映画作品、ドキュメンタリー等を
通して、真実の彼女を知っていくうちに、しだいに以前とは全く違う感情を抱くようになりました。

たしかに若かった頃の王妃は、今で言うファッションリーダー的な存在。

人々の目を惹きつけるような高々と盛り上げたヘアスタイルや最新の贅を尽くしたドレスに
身を包み、周囲の貴族の若者たちとゲームや舞踏会など、娯楽や恋に興じたことでしょう。


しかし、彼女も歳を重ねていく度、自我が確立され、子を持つ親となって、
母親としての自覚、そして愛情をより強くしていったのだと思います。

幽閉され窮乏の中で、最期を迎えるそのときまで、家族みずいらずで
過ごしていたことを思うと、胸にジーンとくるものがあります。

なんといっても、彼女の場合は、わずか14歳で一国の王妃となった。

それは自分の意志とは関係なく、政略結婚として決められていたこと。

きっと、とても不安だったでしょうし、宮廷の慣れないしきたりに戸惑い、
泣き明かした日も幾夜もあったことでしょう。



そして最近になって、王妃に対するイメージが変わるのを決定的にしてくれたのが、
こちらの本、「マリー・アントワネットの衣裳部屋」 「名画のドレス」 内村理奈 著





「マリー・アントワネットの衣裳部屋」の中で、王妃の衣裳目録から分かることが書かれていました。


王妃自ら選んだ生地見本から、彼女は、光沢のある派手で豪華な重々しい
布地より、もっと軽やかでシンプルな布地を好んでいたことがわかりました。

内心、やはりそうだったのね!と、とてもうれしく思いました。


「名画のドレス」の本の中でも、ルブランの「薔薇を持つマリー・アントワネット」の絵の頁で、
王妃のドレスのレースについてふれています。

『彼女の地位であれば、豪華な最高級のレースで全身を覆うこともできたはずだが、
そうはしていない。そのデザインをみると、重厚というよりは、軽やかで繊細な印象である。
アントワネットは、実は簡素で繊細で儚げなレースが好きだったのではないかと感じる』

(一部抜粋)


プティ・トリアノンで過ごすときは、ヴェルサイユ宮殿にいるときの華美なドレスとは異なる、
どちらかと言えば、簡素で、軽やかな白いモスリンのドレスを着て、
子供たちと過ごしたというエピソードも頷けますよね。

想像上の話ではなく、なによりも衣装目録などのそれらの古い資料が、
その証を物語っている。


マリー・アントワネット王妃の飾らない別の側面を見たような気がしました。


彼女は豪華な宮廷生活の一方で、プティ・トリアノンに、のびのびと過ごしたウィーンの
少女時代を彷彿させる、牧歌的な村里の風景を望んで造らせた。

それは常に人々の監視にさらされる窮屈な宮廷から、鎧のような重いドレスから解放されて、
唯一、自然体でいられる、彼女にとってオアシスだったにちがいない。きっと...。



若くして一国の王妃となり、慣れない宮廷生活、夫の無関心、愛情を求めて葛藤し、
翻弄し続け、最期は静かな愛に包まれながら誇り高く散った。


そんな王妃を、私はとても愛らしい女性だと感じてしまうのです。


時代が変わっても、いつだって女性は、お洒落が好きで、
そして、幾つになっても真実の愛を追い求めている。


いつの時代も、女性の心というものは変わらないのだから...






プティ・トリアノンののどかな庭に春が訪れ、花々が咲き、木々が芽吹きはじめると、
きっとあのマリー・アントワネットも、心を弾ませて自然美にときめいたことでしょう。



コレクションしている「ちいさな手のひら事典」マリー・アントワネットの本にも、こう書かれていました。

『さまざまな中傷の的となった王妃ですが、現在では、王妃が貞節で
よき母、よき妻だったことがわかっています』と。 (一部抜粋)












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今年の春、イースターの時期に撮った写真です。

写真はすでに四月中に撮っていたのですが、UPするのがこんなにも
遅くなってしまいました...いつものことですが(笑)








今年のイースターは、英国カントリーサイドの雰囲気で、ナチュラルで可愛らしいコーディネートにしてみました♪
























ドライフラワーやラビット、鳥さんを遊ばせて、優しい温かみのある雰囲気に。





































さわやかな朝の光の中で...。













こちらのアンティークのティーセット(トリオ)は、全部で5客セット。
のびやかで自然なお花の絵柄に惹かれて♪


器の裏を見みると、「COLLING WOODS 」社
1796 ENGLANDと印字がありました。










ミス・マープルのTVシリーズの、(たしか初代ではなく三代目のマープル版だったかな)お庭でのお茶のシーンで、
これとよく似たティーカップが出てきて、おもわず一時停止してじっくり見てしまいました。

やっぱりそっくり!って思って、ひとりでうれしくて何度もそのシーンを繰り返し見て、ニンマリ♪(笑)












こちらもお気に入りのアンティークのティーセット。まさに英国カントリーサイドの雰囲気が素敵☆











「QEEN ANNE」のチューダーコテージのシリーズ。

トリオが6客、ミルク、シュガーボウルが付いたセットです。


コテージガーデンの絵柄が美しく、紅茶もたっぷり飲める深めのカップだから、
刺繡のテーブルクロスを敷いて、いつかお庭でのんびりティータイムしてみたいな~♪













こちらのティーセットも私のお気に入り。

手描きで絵付けしたみたいなタッチで、エレガントすぎず、
とても自然なこの絶妙なバランスが、まさに私好み!

描かれているお花は、カーネーションかな?私の好きなセントーレアのような花や、ほかにも
ジギタリスのようなベル状の花など、こちらも、まさにガーデンでのアフタヌーンティーにぴったりです♪














今回コーディネートしたイースターエッグは、アンティークなデザインがお洒落で、
とても気に入っています。











このお洒落なイースターエッグをどう活かそうか考えて、アンティークなBOXに入れてみました。

半開きになるように調整して、ラフィアを敷き詰めて飾ってみたら、
わあ!かわいい!!














私の大好きなものがいっぱいの、テーブル上のコーディネートを見るたびに、癒されています☆











このハンガリーのラヴェンダーのハーブティーが美味しくて、
春からずっと飲んでいます。 パッケージも可愛いくて好き♪












こちらも私のお気に入り。
「プティ・ポワン」さんのラピスラズリという名のフレーバーティー。

アールグレイベースに、ラヴェンダーやブルーマロウ、ダマスクローズが入った華やかな
茶葉と、ラヴェンダーの清々しい香りがして、紅茶の味のバランスも私好みで
とても美味しくて、今いちばんのお気に入りです♪


フィガロという名の甘い巨峰のお茶もおすすめです!












冬の間、こちらのティーセットを飾っていましたが、(クリスマスの写真に載せています)

ティーポット(コーヒーポット)、シュガーポット、ミルクジャグ、ティーカップ10客!のセット。

春になったので、下の写真のティーセットに模様替えしました♪














こちらも、上の写真のティーセットと同じパリのアンティークショップで出会いました。

ティーポット(コーヒーポット)、シュガーポット、ティーカップ8客のセット。

それにしても、ティーカップだけでも上のティーセットと合わせても18客!
いったいどうやって日本へ持って帰るかなんて考えず、どうしてもこの子たちを
我が家に連れて帰りたい!と、ショップで一目惚れ♪

こちらのショップでは、さらに薔薇の絵柄のケーキスタンドやお皿なども買ったし...

ティーカップやお皿等は、厳重にクッション材に包んでから衣服でくるんで箱に入れて日本へ送り、
ティーポットやシュガーポット、ケーキスタンドは破損したり何かあったらいけないから、大切に
手荷物で持ち帰って来ました。ひとつも割れることなく無事届いて、ほっとしたのを憶えています。

今思うと、本当に幸せだったな...と。
また、もう一度あんな楽しい旅をしてきたい!絶対に!














今がいちばんいい季節。

でも過ごしやすい春の日々は、年々短くなっていっています。
温暖化で、5月というのに夏日の連続、それに加え、雨量も各地異変が...

エアコンを使わなくても涼しかった昔の夏は、もう戻ってこないのですね。(泣)



















ブルーや水色のムスカリが春を告げる。

我が家の庭に春が訪れるのは、都心よりも一ヶ月遅れ。
場合によっては、二か月も遅れることも。











昨年植えたピンクのオダマキ。

「咲いたよ!」と、元気よく言っているみたい♪











今年もがんばったね。ライラックさん!

芳香のある花木が大好きなので、ライラックも私の庭には何本か植えてあるのですが、
この子はいちばん最後に植えたライラックで、咲き始めがちょっぴり水色っぽい色から、
だんだん藤色に変わっていく珍しい品種。今年はようやく大きな花を咲かせてくれました。












せっかく咲いたのに...だけど、明日は雨予報。
お花の綺麗なうちに飾ってあげたいと思い、
アンティークグラスに活けてみました。

淡いラヴェンダー色と濃い藤色のグラデーション、
そしてお部屋に漂う甘い香りににうっとり♪









次回こそは、旅行記の続きを!(笑)



















 



1月30日      ~ 2022年をふり返って ~

昨年の2022年も残念ながら、平和な年とはなりませんでした。

こうしていつものように新たな年を迎えることができましたが、
あっという間の一年だったような、長かったような...ここ数年はなんだか
わからないうちに、一、二年が過ぎて行っているような気がします。


少し時間を巻き戻して、よろしければ、昨年の我が家の
クリスマスの様子に、ご一緒にお付き合いいただけますか☆





私がクリスマスツリーの飾りつけをしていると、何やら物音がしました。

そうっと、ドアを開けて見ると、「まぁ!」 

驚いたことに、珍しい訪問者がこの日、我が家にやって来てくれました。

ドアを開けたその先には、なんと、可愛いトナカイさんがちょっぴり緊張した面持ちでいるではありませんか!






「あなたたち、サンタさんのソリからはぐれてしまったの?」

よく見ると、どうやら大人のトナカイではなく、まだ小さな子たちです。

兄弟なのかな...

「さあ、緊張しなくても大丈夫だからね! ようこそ、我が家へ」

「君たちがせっかく来てくれたのだから、クリスマスの飾りつけをがんばって仕上げないとね!」



あともう少し...




































毎年、少しずつ集めてきたオーナメント。

少し光沢を抑えたスモーキーでアンティークなニュアンスのものが好み♪












さあ、準備が整いました!









イルミネーション点灯です!

あとはお部屋の灯りを消してと...


すると、トナカイさんたちは慌てて、「まだ待って!暗くするのは待って!」と、
何やら私に伝えたいことがあるみたい...


そして次の瞬間、綺麗にラッピングされた箱を、私に差し出しました。

「私に? 誰からの贈りものかしら?」

静かに箱を開けてみると、中にメッセージカードが!

それは、Kさんからの贈りものでした☆


お互いの誕生日やクリスマスににプレゼントをしあったり、季節の折に
手紙を送りあったりと、私の数少ない心の友であるKさん。

美しい文字で綴られた心のこもったあたたかいメッセージを読むと、胸がいっぱいになりました。











素敵な箱の中には、ティーカップ&ソーサー、そしてデザートプレートの
トリオのセットが入っていました。しかも、私の大好きなトワルドジュイの柄です☆

(お写真に写っているお菓子は自分が用意したもので、Kさんからはトワルのティーセットと共に、
お洒落な焼きティラミスの詰め合わせを頂きました。あとで主人と美味しくいただきました♪)












ポーセリンアーツをされているご友人が作ってくださったそう。
グレイッシュなペールブルーのブランコの少女の柄は、Kさん自らが選んでくれました。

ティーカップの内側には、私のイニシャルであるEの文字が♪
カップの底には、Kさんのイニシャルが施されています。

世界でたったひとつの特別な贈りものです☆


本当に本当にうれしくて、なによりもKさんの優しいお心遣いが伝わってきて...
私の胸は言葉にならない気持ちであふれて、歓喜がとまりませんでした..。




後日、お礼の電話で話が弾んでしまい、3時間も!おしゃべりしてしまいました(笑)

(お優しいKさん、私のばか話に付き合ってくれて、ありがとう)



Kさんは私より年上のとても素敵な女性で、これまでZ様と書かせていただいて
いたのですが、より親しみを込めて、Kさんと呼ばせていただきました。

歳は離れているのですが、人嫌いであまり人付き合いをしない私が唯一と言ってもいい
ぐらい、こんなにも長くお友だちの関係を続けてこられたのは、本当に不思議..。

それは、すべてにおいて至らない未熟な私を受けとめてくれる、
非常に心の広い思いやりのある、Kさんだからこそなのだと思います。








そして、ちょうど今回の(2022)のツリーのテーマが、トワルドジュイだったので、
偶然Kさんの贈りものとピッタリマッチして、うれしさがさらに2倍に♪






オーナメントは、お写真で伝わるか分からないけれど、おそらく
風景画のようなトワル柄なのかな...






メーカーさんのカタログを見せていただいて、ビビッときて、
早めにGetしなければ、きっと完売してしまうかも..と思って、即決しました。


リネン地に、色はラヴェンダーパープルとブルーグリーンの2色。

トワルドジュイのデザインのオーナメントってないかしら..とずっと思っていたので、
偶然にもこうした素敵なお品に出会えてよかったです。







こちらも同じシリーズのミニツリーとリースベース♪







さっそくクリスマスツリーと一緒に、Kさんからのステキな贈りものも合わせて、お写真を撮ることにしました。


「さあ、君たちもこっちにおいで!」

「君たちトナカイさんたちがいないと、クリスマスがはじまらないもの」

「ほら、カメラの方を向いて、いちばんいい顔をしてね!」

カシャッ! カシャッ!


撮った画像を確認してみると、我ながらとっても素敵な写真が撮れていました☆
















「君たちもがんばってくれたね。ちゃんと動かないでポーズを決めてくれて。ありがとう」

「そうだ!ステキな贈りものを届けてくれたお礼に、私の手作りのケーキだけど..」

「よかったら、一緒に食べましょう!」









「君たちのお口にあうといいのだけど...」

不安気に彼らのほうを見ると、美味しそうに喜んで食べている様子。

「あぁ、よかった..」


食べ終わると、トナカイさんたちはきちんと並んで、

「とても美味しかったよ。ありがとう。ごちそうさまでした」と、
礼儀正しく、私にお礼を言ってくれました。

とてもジェントルなトナカイさんです!


「こちらこそ、美味しく食べていただいて、私もとっても嬉しかったよ。ありがとう」

私も彼らに、丁寧にお礼を言いました。








2022年のクリスマスも、いつも我が家を見守っていてくれる愛しい子たちと、
そして我が家に遊びに来てくれたトナカイさんたちと一緒に、心温まるひとときを過ごしました。


























手作りしたケーキは、毎年恒例のイチジクやクランベリーなどドライフルーツを
リキュールに漬けこんで、マロンクリームと黒スグリのジャムを挟んだケーキ☆

ピンクシャンパンカラーのフロストと粉砂糖をケーキの上から降らせたら、
パールの首飾りがほどけて雪の上に散りばめたようでした。



後方のネストテーブルに飾ったのは、パリのアンティークショップでみつけたアンティークのティーセット。

ノスタルジックな淡い花柄とコーヒーポットやシュガーポット等の、
エレガントで優美なデザインに一目惚れでした♪










そろそろ夜が更けてきました。



「トナカイさんたちはもう帰らないといけないよね? でもまだもう少し、一緒にいてほしいの」

彼らはちょっとの間ふたりで考えていたけれど、私のどうしてもというお願いに、快く応えてくれました。


「君たちのおかげで、今夜はとても楽しかったよ」

「そして、ステキな贈りものと特別なクリスマスを、本当に、本当に、ありがとう」




夜が明けるまで、私たちは楽しくおしゃべりしながら、

神々しく輝く星のようにきらめくツリーを、

いつまでも、いつまでも見上げていました☆





























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クッションやインテリア小物ひとつで、印象は大きく変わるものですね。
これまでとはまた違ういちだんとステキなクリスマスの光景に、うっとりです...☆
















hachetteの「恋愛小説の世界」のシリーズ。

毎号、購入しているわけではないのですが、「高慢と偏見」や「マンスフィールド・パーク」、「嵐が丘」、
「アンナ・カレーニナ」、「ボヴァリー夫人」等、お気に入りの作品の号は、必ず買うようにしています。

小説として読むのはもちろん、金箔装飾の華麗な装丁はビジュアル的にも
洋書みたいでお洒落なので、本棚にズラッと並べて置くだけで気分が上がります♪


寒いのは苦手だけど、この時期お庭も冬眠に入り、私にとってホッとできる季節でもあります。

お家でゆっくり過ごすのが大好きなので、甘いお菓子を傍らに、
お気に入りの本を開いて、静かな読書時間を楽しみます。











こちらも集めている本、ちいさな手のひら事典シリーズ。

「天使」、「バラ」、「花言葉」など、主に、
自分の興味のあるタイトルのものを集めています。

小さなサイズで、装丁もアンティーク調でとても素敵なので、
持っているだけで幸せです♪











私にとって好きなものに囲まれているのは、何にも勝る最高の癒しです☆














またエリザベートに逢いに、ウィーンへ行きたい...

ウィーンでの楽しかった日々を思い出すだけで、想いは募ります..。
















さて、2023年がはじまりました。

今さらながら、明けましておめでとうございます。


新たな年を迎えても、相変わらず世の中スッキリしない日々が続いていますが、
人間、慣れというものは恐ろしいもので、こうした状況も三年目に入ると、
最初の頃は、毎日のように発表される感染者数に真剣に注視していたのに、
今では、その数を見ても増えているのか、減少しているのか、ほとんど分からなくなり、
ただなんとなく、まだ当分はマスク生活が続くのだなと、淡々と受けとめている自分がいる。


ついちょっと前まで異常事態に見えていたのに、時間の経過とともに、それを否応なしに
理解し、受けとめ、それが当たり前のようになって日常化していく。

人間の順応性というか、適応力に、あらためて驚かされる..。


でも、外側から見えない心の奥の芯の部分は、きっとまだ揺れている。

けして受け入れたのではなく、受けとめざるをえなかった現実に...。


いったい、いつまでこの忍耐は続くのだろう...

少しずつ明るい兆しは見えてきてはいるけれど...

まだ完全に不安のない日常には戻れない。でも、足を止めることはできない。

社会はふたたび以前のリズムを取り戻そうと、動き出している。


徐々に海外に行く人も増えてきたし、また大好きなヨーロッパの旅が以前と同レベルで、
安全にできるようになるかもしれない。


ウィルスとの戦いだけでなく、戦争も終結し、人々にもまた笑顔が戻ってくる。きっと..。




明るい希望を見出して迎えた、2023年。

私は信じたい、この地球(ほし)に生きる人類の理性を...

私は願いたい、この世のすべての人たちの心の平安を...

















クリスマスにクリスマスの写真が間に合わないのは、毎年恒例のことですが(笑)、
どうしていつもこうなるのか何をやるにも時間のかかってしまう私です。

三歩進んで二歩下がるどころか、四歩も五歩も後退しているありさまで、
こんなのんびりペースのサイトなのに、楽しみにしていてくれる人がいてくださることが、
本当に有り難いです! 心から感謝しています。

これからもこの調子は変わらないと思いますが、こんな私ですがサイトともども、
今年もどうぞよろしくお願い致します。