オルセー美術館の一枚の絵の前で、あなたはその絵の中の女性の不思議な魅力に吸い込まれるでしょう。
彼女の名は、オランピア。
まっすぐこちらに向けられた優しくも魅惑的な視線。。
絵を見ている側が、まるで絵の中の彼女に見つめられているような錯覚。。
そこには、視線の効果を狙った画家マネの巧妙な技法が隠されているのです。
髪飾りとアクセサリー以外は服も何も身につけずに、目の前に横たわってまっすぐこちらを見つめる姿は、
なぜか気品さえ感じさせる不思議な魅力が漂う。。
その吸い込まれそうな存在感の前に、今日もまた人々は足を止めることでしょう。。
オルセー美術館でいちばん印象強く残った、マネの「オランピア」をイメージして作ったリースです。
彼女の気品とちょっぴり危険な香りがする魅力を、モーヴカラーのグラデーションにブラックのスパイス、
高貴なブリヨン（ブリオン）、きらめくラインストーン、艶めくベルベットリボンで表現しました。
上質なブリヨンを使って仕上げたブリヨンフラワー。。
ブリヨンフラワーのかたちにいろいろ迷いましたが、このかたちがいちばんブリヨンの輝きをくっきりと
際立たせて、華やかに見せてくれる気がします。
オランピアに合う魅惑的なガーネットのビーズを選んで。。
そして、オランピアの首元に結ばれたリボンを作品のどこかで取り入れたくて、
ブリヨンフラワーの上に、しっくり艶めくベルベットのブラックリボンを結びました。
ロマンティックなモーヴカラーに、ちょっぴり危険なスパイスを効かせるために、
ブラックレースとグレイッシュブラックのフェザーを入れました。
リース右下サイドに、アクセントにプリーツジョーゼットリボンと落ち着いた輝きの
クチュールレースリボンを、流れをつけて入れました。
プリザーブドローズは、ヴァイオレット・ラヴェンダーピンク・バーガンディーなど
深みのある大人ロマンティックな色を選んで。。
こちらのリースは、ぜひ、陽射しの射し込む明るいお部屋ではなくて、
ちょっぴりほの暗いくらいのお部屋に飾っていただきたいと思います。
それは、金属製のブリヨンの輝きを太陽から守るためでもありますが、せっかくのモーヴカラーの
グラデーションやブリヨンの上品な輝きを台無しにしてしまうからです。
ブリヨンは太陽光線を受けたギラギラした光ではなく、ぜひとも、ほの暗いお部屋で
その輝きの美しさを楽しんでいただきたいと思います。
夕方、そろそろ明かりが必要かなと思われる時間帯に、あたたかい明かりをぽっと灯したお部屋で観賞してみて下さい。
日中とは違ったロマンティックでエレガントな表情を楽しんでみてくださいね。
アーティフィシャルの小花にはラインストーンをつけて、キラキラとした輝きと華やかさを。
リースの内側もこだわって、ワインカラーのリボンをふんだんに使って、
エレガントなスタイルに。
モーヴとブラックの絶妙な甘さ。。
たっぷり重厚感のあるLuxeなリースに仕上げています。
このリースのいちばんのメッセージは、ただ甘いロマンティックではなくて、「毒のある甘さ」。
この場合の「毒」とは悪い意味合いではなくて、一筋縄ではいかないプライドと気品を兼ね備え、
ちょっぴり漂う危険な香りでさえも魅力に変えてしまう。。
そんな感覚を、私はこのリースが仕上がるずっと前から、オランピアを通して感じとっていたのかもしれません。。
こちらもクリスマスリースとしてだけではなく、お部屋に華やかさと気品をもたらす
ちょっぴり贅沢なリースとして飾っていただけます。
* ミュゼ・オルセー オランピア *
こちらのリースの飾る場所などイメージとして薄暗い場所（日陰のお部屋もOK）と書かせていただきましたが、
プリザーブドフラワー同様、極端に直射日光のあたる窓辺以外は、普通にお部屋に飾っていただければ大丈夫です。
***** material ****:
スタンダードローズ・アジサイ（すべてプリザーブド）
ブリヨン・ラインストーン・アーティフィシャルフラワー・クチュールレース
プリーツジョーゼットリボン・ベルベットリボン・フェザー・ビーズ
今回はクリスマスプレゼントをご用意させていただきました♪
シックなブラックのガラスボール2種と、優しい香りが素敵なフレグランスキャンドル。
その中から、「SANCTUARY」をセレクト。
キャンドルはオーガンジーの袋に入っていて、結び目にアクリル製シャンデリアパーツが付いています♪
おしゃれなペーパーナプキンは、4種類の中からお好きなものを。（モネのリースのページから選んで下さいね）
（数に限りがありますので、ご希望に応じられない場合もございます）
こちらをセットにしてお付けいたします♪
