10月31日       〜 秋色の招待状。。〜

穏やかに晴れ渡った空

しっとりと秋色に色づく木々たち

澄みきった空気

ひんやりと心地よく頬をかすめる

手のひらに舞い降りてきた木の葉の招待状。。

耳を澄ませ微かな風の声を訊いてみる

体中に巡りもたらされる自然の治癒

胸の内に広がる歓喜の翼

心も体も息を吹き返したかのように

軽やかに目覚めてゆく。。

この感触 この感覚。。

ああ。。私は心から愛しているのだと

染まりゆく秋の季節に

そっとくちづけする。。









すっかり秋になりました。

9月、10月とまだ夏のような暑さが続いたので、お庭の花や
樹木のケアに追われていましたが、ここにきてようやく
日に日に秋深まり、庭仕事にも一段落つけるようになりました。

秋の冷たい澄んだ空気に、夏のあいだ萎んでいた脳も冴えて
いくかのようにクリアになり、心も体も軽やかな気分です♪

先日は新居に母が遊びに来たり、前々から予定の階段カーペット
の施工があったりと、ちょっぴり忙しい日々を過ごしていました。

母が新居に来るのはこれで2度目。今回はひとりで来たので、
10日間ほどゆっくりのんびりと滞在を楽しんでいきました。

二人でいっぱいおしゃべりしたり、がんばった庭も見てもらえたし、
一緒にショッピングに出かけたり、夜は仕事から戻った彼も交えて
ディナーを楽しんだりと、とても充実した時間を過ごせました♪

行きも帰りも弟が車で送迎してくれたので、たすかりました。
弟が私たちのマイホームを見るのは、今回が初めてでした。

家の外観から室内まで、どこもかもこだわったディテールに
感心しながら、お姉ちゃんたちらしいと言ってくれました。

そして、ヨーロッパのインテリアスタイルを好んだおじいちゃんと
おばあちゃんが生きていたら、さぞかし喜んだだろうになあ。。と。

この日のために私が手作りしたプルーン&りんごの
クランブルを食べていきました。

弟に久しぶりに私のケーキを食べてもらえて、
美味しい!!と言ってもらえて、うれしかったです♪

またクリスマスに家族みんなで集まれたらいいな〜☆






そして、階段の方もなんとかカーペットの施工を終え、
これでようやく壁に絵などを飾ることができるようになりました。




グレーのトワルの壁紙にピッタリ合う、優しい
ニュアンスカラーの絨毯生地を選んで正解でした♪







トワルの壁には、ルノワールやゴヤなどの画集の中から
ピックアップしたお気に入りを、私流にコラージュした
額絵等を飾ろうかな〜と思案中です。。

玄関ドアがガラスなので、レースのシェードを付けていても
陽ざしが少し射し込んでしまうので、祖父の油絵は断念。
日に当てないように別の場所に掛けることにしました。








階段を上がった2階の踊り場の窓のところに、
アンティークのレースのカーテンを掛けました。

ここは格子窓の上に半月型のウィンドーがさらに付いて
いるので、秋〜春は日当たりが調度いいのですが、
夏のシーズンはかなり陽ざしが射し込むのです。








カーテンを束ねる素敵な留め金具がないかな〜。。
できれば、アンティークで。。と、探していたら、
彼が見つけてくれました!

フランスからやってきてくれました♪

タッセルで束ねないで、ふわりと掛けて、
さりげない雰囲気を今は楽しんでいます☆








スイッチプレートなども少しずつ好みのものに付け替えて。。








ゴールドのドアノブと真鍮の感じが
ピッタリ合うので気に入ってます♪










サイドボードの上のお花のアレンジも秋色に。。







次回こそは、パウダールームの写真をですね!!

新居が出来てからというもの、全くPC時間がとれなくて、
ネットショッピングしてくれるのも、いつも彼だし、事実、
彼のほうが素敵なアンティークの物をみつけるのが上手なのです。

そして、自分たちの描いていた理想のマイホームのかたちを
実現してから、なにかあくせくとした気持ちのようなものが
なくなり、新居の残りの荷物の方も一応は一段落して、
心にゆとりが持てるようになってきたように思います。

今になってようやく、ここが愛すべき自分たちの家なのだと、
ありありと実感できるようになりました。住み始めの頃は、
まだ全然実感が湧かなくて、頭でわかっていてもなんだか
どこかヨーロッパのホテルにでも泊まりに来ているような、
そんなフワフワした気持ちでした。

それから毎日の暮らしのリズムが通常にゆっくりと戻って
ゆき、春から夏、秋へと季節が巡って、今度は体と心で
実感できるようになってきたのです。

室内のインテリアを少しずつ充実させたら、今度は家の外にも
目が向けられるようになって、お庭をもっともっと私たちらしい
かたちにしていきたいなっていう想いが強くなっていきました。

狭まっていた視野が徐々に広がっていくように、色々な物事を見られる
ように、より多くのことを考えたり消化できるように、そんなふうに
自分の中でも少しずつ良い変化が感じられるようになってきました。

もしかしたら、新居が出来るまでは気を張っていなければと、
心にゆとりが持てなくなっていたのかもしれません。。

今ゆっくり自分の暮らしのリズムを取り戻しつつある私です。

なんといっても、いちばんの変化はそう、
ガーデニングに夢中な自分です!

この秋にはたくさん届いている球根を植えたり、
地植えに降ろしてあげるのもいくつかあるのでしっかり
場所を決めて、冬越しの準備もしてあげないと。

バラ苗の注文も既にしてきたので、来年が楽しみです!
薔薇は香りのよいイングリッシュローズが3種植えて
あるけれど、さらに増えるので楽しみでなりません。
しっかり丈夫に育ててあげたいな〜♪

ああ、でもその前にクリスマスのデコレーションの準備ですね!!
今年もギリギリになって慌てそうな私です。。(笑)





でもでも、もうしばらくはこの秋の静けさに
しっとり包まれていたいですネ。。☆









8月29日  〜 想い出を物語るポエティックな小部屋 〜
またまた久々の更新になってしまいました。。
いつものことですが。。

今年の夏もやはり、各地猛暑となりましたね。。

こちらも35度以上の猛暑日の連続でしたが、例年より7月
8月ともに、ほとんど雨が降らなくて、カラッとした夏でした。

おかげで蒸し暑くなく過ごせたので、湿度が苦手な私としては
快適に過ごせましたが、お花や樹木の水遣りはそのぶんちょっと
大変でしたが、丈夫に育つようにたっぷり水をあげてやりました♪

この夏は私のところみたいに、ほとんど雨が降らない所と
反対に豪雨になった所と極端に分かれた天候になりましたね。
近頃の異常気象も地球温暖化が原因なのかな。。


さて、私は5月の連休からこの夏中ずっと、庭づくりに奮闘
していました!あれほど太陽の陽ざしが苦手な私が!!
それもガーデニングなんておしゃれな聞こえのいいもの
なんかじゃなく、土づくりからはじまって、庭全体の構成、
植樹と、春の強風に砂まみれ、体は筋肉痛、この夏の猛暑で
気づいたら日焼けしているし、美白の余裕もどこへやら。。

でも、がんばったらがんばったぶん、植物はこたえてくれるのですね。
日に日に丈夫に根付いてきて、茎もしっかりして緑も濃くなってきたり、
この暑い夏中、何度も何度も花を咲かせてくれたり、
その度に、切り戻したり、花がらをこまめに摘み取ったり、
雑草を抜いたり、様子を見て肥料を与えたり。。。
大変だけど、手をかけてあげないと。。
不思議だけど、植物にも気持ちが伝わるみたい。。
こまめに手入れしてあげていると、グングン元気になっていく。。

ターシャさんの庭づくりの本が私のバイブルです!
ターシャさんも言っています、
成熟した庭になるまで最低でも12年はかかると。

まだまだ私の庭づくりは始まったばかりです。
何年後の理想の庭を描いて、これからこのマイホームと共に
長い時間をかけて、自分たちの花園をつくりあげていきたいと思います。

また皆さんにお見せできるようなかたちになってきたら、
私たちの庭づくり奮闘記?とお写真と共にお話できたらと思っています。





それでは、新居の紹介の続きとなっていた、今回は2階の
ベッドルームから続く小部屋へとご案内したいと思いま〜す♪




さあ、こちらへどうぞ♪








書斎とは名目だけの、ほとんど私の趣味のお部屋となっています♪

1階も2階も天井を2m75cmぎりぎりまで上げているので、
小部屋でも圧迫感がなく、寝室とスムーズに一体化した
空間になるようにと考えました。


シンプルなホワイトキャビネットも、新居のためにほとんどの
家具をアンティークで揃えたので、この機会に買い換えようと
思っていましたが、あの大きな余震から大切なアンティークの
食器や雑貨たちを守ってくれたかけがえのない存在。。
パリやベルギーで買ってきたばかりのアンティークたちも、
おかげで助かった。あの時、どれだけ私の心を救ってくれた
ことでしょう。。そのありがとうの気持ちを忘れないように、
この新居からの新たな出発を、共に歩み続けることにしました。








キャビネットの中はこんな感じ♪

私の大好きなものたちで溢れています。。


この小部屋も、この家のすべてに一貫して流れる、
甘く薫るロマンティックで、どこか懐かしい
ノスタルジー漂う中にも、ちょっぴりセンチメンタルな印象。。
そんなニュアンスが残るような、私たちふたりがいちばん
心地よいと感じられるスタイルへと自然になっていきました。








このちいさなお部屋にも、選んだのはやっぱり
アンティークのペンダントランプ☆








カーテンもほかのお部屋同様、フリンジを付けて、
トワル柄でリメイクしたもので束ねて私流に♪







ちいさな空間だけど、ちょっとしたこだわりを。
モールディングや壁紙、カーテンレールのクリスタルの
ニュアンス、グレイッシュなカーテン仕上げで、
フレンチシックな世界に。。







洋書のようにセンス良くおしゃれな雰囲気に、
余計なものは省いてコーディネートしてみたかった
のですが、どうしても私にはそれは不可能みたい。。






子供の頃、大事にしていたがらくたのようなものたち、
紙切れやなにかの付録、お土産にもらったペンダントや
貝殻、ビーズ、ちいさなおもちゃ、人形。。
それらが想い出と共に詰まった懐かしい箱。。
もうお別れしなければならないのに、そういう機会を
幾度も見送って、引越しの度に一緒に連れて来た。
おもいきって整理してさよならしなくちゃ。。
そう思っても、やっぱりできない。







ここには、そうしたちいさな頃からの想い出のものや、
以前に制作した作品たち、ちょっとかっこ悪いけど
愛着のある家具たち、そんなものたちが、やはり主に
変わらず愛されながら、新たな居場所で心地良さそうに
納まっている。だから、私のインテリアコーディネートは、
いつまでたっても、おしゃれな完成形には近づけない。

けれど、なんだかふっと心が和むような落ち着くような
気持ちがするのは、そうした愛しいものたちの
存在があるからなのかな。。











新しい家なのに、この小部屋に入ると、
なんだか昔からいるような不思議な気分。。








それはまるで、これまで私の歩んできた道、
想い出すべてを詩的に物語っているよう。。









いつでもあの頃の私の扉を開けられる、
そんな場所があること、
そう思うだけで、胸の奥がジーンとあたたかくなる。。



















このドアの向こうは、私たちふたりのクローゼット♪







はずかしいけれど、ちょっとだけ公開です!

わかりにくいけれど、クローゼットの壁紙は、
先程の小部屋と色違いのピンクベージュの薔薇柄。






雑貨などあれこれ一緒に飾って、ショップでお洋服を
選んでいるみたいな雰囲気にしたいなって思って♪







リネンのナチュラル系〜ロマンティック&ノスタルジック系の
お洋服まで、お気に入りが並んでいま〜す♪

Uの字型になっていて、ふたりで洋服を選んでもじゅうぶん
ゆとりのあるスペースになっています。








今日はどんなコーディネートにしようかな♪













クローゼットの扉の前の壁には、20代前半の頃かな?
たぶんその頃作ったヴィクトリアンカードの
コラージュの額を飾りました。
(ここなら、陽に焼ける心配もないので。)

ずっと長い間、仕舞ったままだったので、
やっと活かすことができて、よかったです☆










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今回も楽しんで見ていただけたら、うれしいです。
あいかわらずマイペース更新ですが、新居のお部屋や
インテリアなど感想のメールを頂くたび、うれしくて、
本当に感激しながら読ませていただいています。

心からのありがとうを。。

次回は、ブラック&ホワイトのトワル柄でコーディネートした
パウダールームなどをご紹介したいと思っています♪

アンティークのシャンデリアやブラケットライト、
メダリオン等も、ひとつひとつこだわりながら選んだ
ものなので、またそちらも出逢うまでのストーリーを
お話できたらな。。と思っています。



8月も終わりとなり、まだまだ残暑きびしいですが、
それでも朝晩はずいぶん涼しくなったと感じます。
午前中や夜はクーラーなしで過ごせるようになり、
落ち着いた時間をもてるようになりました。





夏の夕暮れ。。トワイライトタイムから明かりを灯し始める。。
そこから時計は反転しながら、時代の時の迷路に誘なう。。
いにしえの甘美なるめまいに酔いしれて。。



陽ざしの強い夏は、カーテンのドレープをゆったり緩めに束ねて、
ほの暗いくらいが調度いい。。








眠る前の静かな時間は読書のひととき。。
大好きな熊井明子さんの本の世界。。
ポプリやハーブ、イギリスやフランス香りの旅、
シェイクスピアにまつわるストーリー。。
ページを開けば、ラヴェンダーやローズマリー、
薔薇といった芳しい香りに出逢えます。







ふたたび今読み返している「香りの旅」の中の印象に残る言葉、
何度その箇所を読み返しても胸が熱くなる。。

それは、熊井さんと「ひとつの心に結ばれた友」であるイギリス人女性、
今は亡きヒルダさんが春の花々の美しさを手紙にしたためた言葉、
---「あまりにも美しい自然!自然の中には、これほど多くの
見るべきもの、学ぶべきものがあるのに、なぜ人は互いに
不親切だったり戦ったりできるのでしょう?」---


そのあとに続く熊井さんの言葉はこう結ばれている。

--- ほんとうに、花や草木をみつめ、香りに包まれていると、
やさしい気持ちになる。直接、ふれられないときは、
記憶の中の自然に会うだけでもよい。だから人は、
できるだけたくさんの美しい自然を体験して、
心の宝庫をいっぱいにしておいた方がよい。 ---



このページを読み返すたびに、私の記憶の中の
懐かしくてあたたかい想いが呼び覚まされる。。



家族みんなで住んでいた場所。。
懐かしいふるさと。。

笑顔に包まれていた陽だまりの中の
あの大きな家。。

湖、森、草原、山々。。
自然宝庫ともいうべき、これらの
大自然に抱かれて、私は育った。。

あの大きな家のまわりすべての庭を
自由に駆け回った。。

季節ごとに咲き乱れる花々や樹木たち。。
いつお客様が来ても、美しく見えた庭、
それは母や祖母が、日々、手入れをし、
きれいに整えていたからこそだと、
今になってはっと気づく。

私も自分の庭というものを持って、
あらためて深く感じることができた。


ああ。。あの輝かしい日々、懐かしい故郷。。

私はなんという最高の環境で、
あたたかい人たちに見守られて
育まれてきたのでしょう。。

あのすべての日々が、私の感受性を育て、
豊かな感情、溢れ出る言葉達を授けてくれた。

あの大自然とみんなの笑顔が、
私の背景となり土台となり、
私の人生をしっかり支えてくれている。

なにも臆することはない。
焦らずゆっくりと歩めばよい。
どこまでも明るく照らされた
わたしの道を。。












4月27日  〜 極上の眠りと目覚めのために生まれた部屋 〜
毎回、こんなことを書いているような気がしますが、
1ヶ月過ぎるのって、本当に早い!!

もう来週には5月になっているなんて。。

でもでも、私の頭の中では、もう5月も過ぎて、夏も秋も
通り越して、今年のクリスマスに気持ちが入っちゃってます♪

昨年は、ちょうどこの家の引渡し時期がクリスマスシーズンと
重なってしまったため、クリスマスの準備もままならなかったので、
今年こそは、このクラシックなリビングで、マントルピースも
入れたことだし、大きなツリーを飾って、外国映画さながらの
ノエルな雰囲気を思う存分、演出したいな〜。。と、
今からもうすでに早くもわくわくしています☆


な〜んて、のん気なことを言っている場合ではなかった。。
ほかのお部屋はなんとか整ってきましたが、いまだ納戸の
役割をしているクロークの一室が片付かず。。(汗。。)

この連休に、一気に整理する予定です!(本当かな?)



さて、今日は2階の私たちのベッドルームの様子をレポしたいと思います♪






寝室のドアを開けると、南側の窓から射し込むやわらかな陽ざしに、
エンパイア・シャンデリアのクリスタルがきらきらと煌めいて、
その光景にうっとり惹き込まれてしまいます。。








この家のシャンデリアやブラケットライトなどの照明は、
そのほとんどすべてが本物のアンティークで揃えたのですが、
エンパイアタイプのシャンデリアはずっとずっと憧れていた
なかでも思い入れがいちばん強いもので、フレンチシックで
シャトー風な私たちのイメージにピッタリくるものを探していて、
ようやく出逢えたのが、こちらのシャンデリアです!

こっくりととろけるようなアンティークならではの
クリスタルの煌めきには、そのあまりの美しさに
言葉を失ってしまいます。。

これだから、やっぱりアンティークにこだわらずには
いられなくなっちゃうのです☆



ちなみに、メダリオンも、リビング、ダイニング同様、
型からつくってくれる専門のところにお願いしました。
こちらもこだわって本当によかったと思えるひとつです。

フランジは、燻したシルバーのようなきれいすぎないものを
選びました。こちらも専門に扱うアンティークショップさんで。
(アンティーク照明関係、また後日全部まとめてレポしますね!)







もうひとつ、リビング同様のこだわりが。
やはり、フローリング。

グレイッシュな寝室には、スモーキーグレイの
オークのヘリンボーン。

ちょうど探していた色・風合いのものがみつかりました。

陽ざしが射し込むと、グレイッシュホワイトをまとった
ような、なんともいえない私たちの大好きなトーンで、
フレンチシックスタイルのシャトーのような雰囲気を感じます。








ふたりのマイホームのために、こんなに彼もがんばって
くれたのだから、私もがんばらなくちゃ!

私ができることといえば、自分流だけど、手作り。

カーテンにフリンジを付け、タッセルもスタンダードな
ものに、私色のエッセンスをプラスしてアレンジ♪

グレイッシュなフレンチシックスタイルの
ベッドルームには、カーテンタッセルもこんなふうに
してみました。リビングとはまた違う感じでしょ!

コードの部分にもブルーグレイのタッセルを付けて、ダブル使い♪
かなり使えるこのアイテムは、雑貨屋さんで以前買っておいたもの。
こんなふうに使うとは思ってもみなかったけど、買っておいてよかったな。








南側の窓のカーテンには、ベージュゴールドのフリンジを。






ダブル使いしたタッセルもベージュを選んで、
タッセルコードに付けて。










ブルーグレイとベージュのタッセル、それぞれペアで雑貨屋さんで、
偶然、選んでいた色。それが活かされて、なんかうれしいな♪



壁に掛けたゴールドのフレームには、またゆっくり
お気に入りのフォトや絵など選んで、入れようと思います。








カーテンの装飾レールも、ゴールドにスモーキーな
仕上げを施した、フレンチシックなものを選んで。








ベッドを置いた中央の壁には、さりげな〜く、
エンジェルのウォールデコレーションを。

優しく天使たちが眠りを見守っていてくれます☆








こちらのベッドサイドに置いたテーブルには、
私の大好きな画家、アルベール・アンカーの絵を入れた
シルバーのフレームと、ラビットのキャンドル♪

ブック型のケースは、表紙を開けると小物入れに
なっていて、ここにリモコンやペンなど入れて、
すぐ物をどこに入れたか忘れる彼のための私物入れ。

壁に掛けたこちらのフレームにも、ゆっくりお気に入りを
選んでコーディネートしていきたいなと思ってます。








私が眠る側に置いたサイドテーブルには、お気に入りのあれこれを。
エリザベートのフォトスタンド、(ちなみにセットでベルギーで。)
フレンチシックスタイルのフレームなどと、アンカーの中でも、
私が特に大好きな、そしてベッドルーム、眠りにちなんだ、
こちらのとても可愛らしい絵を選んでフレームに入れました。
毎日、眠る前、朝起きた時、眺めては幸せな気持ちになります☆

透明感のあるルームフレグランスの香りに包まれ、
リュクスな眠りへと導かれ、清々しい目覚めに誘われて。。









腰壁のスクエアのパネリングなど、リビングと同じく、
寝室の方も仕上げていただいたのですが、私は素敵な壁の
クロスだけでも充分だと思ったのですが、彼が照明から家具、
モールディングやメダリオン等、装飾建材に至るまで、ここまで
自分たちで探し出し、選び抜いてこだわったのだから、寝室にも
やっぱり腰壁を大変だけどやってもらおうと、これだけは譲れないと、
ものすごい勢いでしたので、すべての決定権を彼に委ねてお任せする
ことにしました。(ほんとに、職人泣かせですね。。)

結果、やっぱりやってもらってよかった。。
やっぱりこだわってよかった。。と、
あとになって、彼が頑固なまでにその審美眼で
貫いてくれたことに、その存在価値の大きさに、
ありがとう。。の気持ちでいっぱいになったのでした。








リビングに求めるものが、誰もが心地よく寛げるあたたかい場所であるならば、
安らぎの寝室に求める私流の定義とは。。

極上のリュクスな眠りと清々しい目覚めのためにある場所。。

日常の忙しない時の流れでさえも、ここに一歩、踏み入れると、
静かに時を刻むのを緩めながら、ゆっくりと深い眠りへと堕ちてゆく。。


そんな神聖なる場所。。

それが寝室に求める私の理想。。


ずっとずっと探し求めていた場所に出逢えるまで、
なんて時間がかかったことでしょう。。

これまで幾度、遠まわりをしてきたことでしょう。。

そんな憧れは憧れで結局幕を閉じ、この私には、
もう創りだせない世界だとさえ思っていた。。



やわらかにまどろみながら、
ノスタルジーに霞みゆく、
グレイッシュブルーの憧憬。。

ずっと追い求め続けてきた憧れ。。

それらすべてが、現実のものとなって、
今、ここに降臨する。。






















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まだまだコーディネートは勉強中です。。

なにか決まりやルールに則ってきちんとそれに倣うというのは、
非常に苦手な人間なので、いつもついつい自由奔放な自分流に。。

おしゃれな人は生き方もまたかっこよくて憧れてしまうのですが、
私は昔から、スマートにかっこよい生き方ができるタイプでも
なければ、振り返ってみても、そういう道を順調に歩んできた
人間でもないので、ここはひとまず自分という人間を受け入れて、
完璧さに縛られるよりは、ちょっぴり不完全な、その過程にある美
とでもいうのでしょうか、そんなリラックスした中で、私らしい
生き方、スタイルを少しずつ築いていけたらなって、思っています。
それにしてもリラックスというか、のんびりしすぎなんだけどネ。。

いつもあたたかい皆さんのお言葉、ちゃんと胸に届いていますよ。
こんなマイペースな私とインテリアやヨーロッパの旅など、
いろいろなお話をしてくださって、本当にうれしく思います。

元気なパワーを本当にありがとう。。
その力に、いつも肩を押してもらっているような気がします。


今回のレポも楽しんでもらえたら、うれしいな。








「SHABBY CHIC」のレイチェル・アシュウェルさんが本の中の、
「すてきなベッドかどうかは、ベッドメイキングをして
いないときも魅力的かどうかで決まります。」という、
とても素敵な言葉が書かれていましたよね。

さらに、「雰囲気づくりにかかせないのは、ヴィンテージの
照明です。シャンデリア、燭台、ランプシェードがあれば、
物語がリアルになります。」まさに、その通りですね!
私たちの物語もリアルにようやく幕を開けることができました。
あっ!アンティークのエンジェルのライトスタンドを出さなくちゃ!

私もその素敵な洋書スタイルに近づけたいなと、がんばってみるものの、
4個あったピローは、寝相の悪い彼にいつのまにか吹き飛ばされ、
(いずこに?。。笑) 洋書を見て、また研究です!

ちなみに、写真のライトグレーのベッドリネンは、
Urban Outfitters。
甘さを抑えた透けるようなフリルと
肌触りのよいリネン地がお気に入り。

でもでも、私はちいさなピローやクッションがいくつも
並べているのが好きだから、時間ができたら、トワルの
布でアレンジしてみようかなと思っています♪
ついでに、ベッドスカートやベッドカバーも
お揃いの生地で制作にトライしてみようかな。

彼はベッドのフレームもいずれは変えたいらしいから、
こうなったら、ヘッドボードにもチャレンジするしかない?
上手くいくかわからないけれど、トワルの柄で揃えたら、
ステキな感じ♪


ただ、今しばらくは時間がとれないだろうな。
目下、私の集中力は今、庭造りに向けられています!
植えてみたい木や花、ハーブがたくさんあるし、
アンティーク調の石も不揃いに並べて敷きたいし。。
自分たちの好きなように構成したいので、
業者さんは入れませんでした。

というわけで、連休中は、ガーデン作りの日々になりそう♪
紫外線は大キライだけど、がんばってみますね!


それでは、楽しいゴールデンウィークを
お過ごしくださいね。








私たちのお部屋に遊びに来てくれて、
ありがとう♪

それでは、またね。




次回は、寝室から続く書斎やクローゼットをレポです☆