今年の3月、はじめて旅したコッツウォルズ。
テトベリーからB&Bのある村へと車を走らせ向かう途中、
迷い込んだ小さな村。
それはそれは、物語に出てくるようなほんとにちっちゃな
家々が建ち並んだ、とてもかわいらしい村でした。
その息をのむほどのあまりの幻想的な光景に、
写真を撮ることすら忘れてしまいました。。
今でもふと思う。あれは幻の村だったんじゃないかって。。
もう1度、ふたたび訪れてみたいけれど、もしかしたら
二度とあの村へは、行き着かないかもしれない。。
でも私の記憶の中に、しっかりと焼きついている。。
それだけで、じゅうぶんだって思えた。
聖なるクリスマスの夜、
きっとあの幻の村の蜂蜜色の家々にも、
あたたかいキャンドルの灯りがともっていることでしょう。。
−英国 カントリーサイド 蜂蜜色の小さな村
コッツウォルズのクリスマス −
〜 ショコラブラウンのウィンターリース 〜
コッツウォルズをイメージしたアットホームなクリスマスは、このくらいナチュラルがかわいい!
マツカサ・クルミ・スターアニス・ハートポットなど、キャラメル・ショコラ・ナッツベージュ。。。
ナチュラルなブラウントーンのグラデーションの木の実と雪のような綿の実で、
ほんわかぬくもりいっぱいのリースを作りました。
普段のナチュラルな木の実のリースも、クリスマスはちょっぴりおめかし。
サイトネームのFのアンティークのイニシャルモチーフと
リネンレース、木のボタンをちょこっとつけて。
仕上げは、シナモンスティックにラフィアを結んで遊びを出して♪
イギリスカントリーサイドの自然な雰囲気を出したくて、
リースベースにスパニッシュモスとほんの少しシサル麻を、
ミックスしてつけてみました。
〜 グレイッシュグリーンのウェルカムリース 〜
ウォッシュシルバーのユーカリで作った自然のぬくもりいっぱいのリースに、
きっとお客様もリラックスしてくれるでしょう♪
緑いっぱいのユーカリリーフの中に、グレイッシュなかわいいユーカリの実と
ポイントにリネンレースをさりげなく結んで、ナチュラルな中にも
自分らしさをプラスして。
こちらのリースにも、ベースにスパニッシュモスとシサル麻を
ダブル使いして、よりナチュラルな動きのあるリースに仕上げました。
リースのサイドはマツカサと、ラムズイヤーを少しだけくしゅっとさせて変化をつけてみました。
私がリース作りを考える場合、大好きな雑貨の延長上、お部屋に飾った雑貨たちと
同じ扱いなので、お花屋さんやそういったフラワー関係のお店のリースとは、
ちょっと異なった捉え方です。
シンプルなものでも華やかなものでも、その中に自然の野性美とやさしいぬくもり感が
融合するような作品づくりをしたいと思っています。
リースだけがお部屋の中でポンと浮いてしまったり、それだけが際立ってしまうはっきりした
強い色合いや素材感が馴染まないものなど、違和感のあるものはあまり好きではありません。
今回テーマにした英国カントリーサイドの作品にも、私の手作り布製バッグと同様、
リネンレースやボタン、アンティークモチーフなど。。どこかなつかしくて優しい、
ほっとあたたかい気持ちになる、自分らしいテイストをプラスしながら作りました。
そういったソーイングに使う素材やアンティーク雑貨などからインスピレーションをもらったり、
私の作品づくりとは切り離して考えることのできない関係なのです。
〜 粉雪舞う カントリースタイルのキャンドルリース 〜
外はとっても寒いけれど、ぽっとキャンドルを灯してお家で過ごすカントリースタイルの
クリスマスは、あたたかみのある素朴なぬくもりでいっぱい♪
リースだけでなく、上に積み重ねた小枝一本一本にパウダースノーを降らせて、
粉雪の舞うクリスマスを演出。
イメージしたのは、冬の森や田園風景など自然の恵みをお家の中にもそのまま
雰囲気づくりしたくて、雪を降らせた小枝など形を整え過ぎないように、
自然ののびやかな躍動感を出しながら仕上げました。
モスグリーンのキャンドルには、ラムズイヤーを斜めに動きを出しながら貼って、
ポイントにスターアニスを。
キャンドルのまわりには、クルミ・シナモン・ドライオレンジなど。。
何ともいえないあたたかみのある香りに、ほっとリラックス。
ラムズは手触りがベルベットタッチで気持ちよくて、
ふわふわ感いっぱいで大好きです♪